研究センター

慶友慢性疼痛センター

慢性疼痛とは、怪我をしたときに感じる痛み(急性痛)とは違い、治るはずの時期を過ぎても痛みが残る場合を指す言葉です。そして、このような慢性疼痛は抑鬱や無気力を引き起こし、自立した生活を困難なものにします。

当センターは慢性疼痛の患者さんに対して、痛みの相談外来と認知行動療法(痛み教室)に基づく治療を行っております。痛みの相談外来は30分程度の時間を設けて、痛みに関する相談を受け付けております。治療に対する不安なことでも何でも結構ですので、ぜひご相談ください。認知行動療法は心理療法の一種であり、全国的に行っている施設は少なく、先進的な取り組みとして行っております。

一人でも多くの方が痛みにとらわれる生活から脱却し、自立した生活が営めるようになることを願っております。

痛み相談外来

痛みに関する相談を受け付けております。「痛みやしびれが良くならない」「この先、痛みがなくなるかどうか不安だ」など、どのようなことでも結構です。ぜひお気軽にご相談ください。

月曜 PM 2:30~5:30 受診料:無料

予約制としておりますので、受付にてお申し込みください。

※お電話でのご予約も受け付けておりますが、お電話でのご予約は当院を受診したことがある方に限ります。

認知行動療法(痛み教室)

認知行動療法とは心理療法の一種であり、注射や薬は使用しません。慢性的な痛みは脳に変化をもたらし、痛みを抑える機能を低下させて痛みを強く感じるようになることがわかっています。
認知⾏動療法は1泊2⽇で⾏います。講義と実技や軽い運動で構成されており、講義は「痛みのメカニズム」、「痛みの管理方法」、「睡眠の改善方法」など多岐に渡ります。痛みを正確に知ることで不必要な不安を取り除き、前向きに考えることができるようにサポートします。前向きな考えは前向きな行動を促進します。「痛くてできない」が「痛いけどできる」に行動変容されることを目的としています。痛みを直接的に減らすことができる魔法の治療法ではありませんが、行動変容によって、多くの方が感じる痛みが減ったことを実感しております。

※不定期開催となっておりますので、ご興味のある方は痛み相談外来にお越しください。

認知行動療法(痛み教室)のスケジュール例

1日目
10:00 – 10:10 開会式・オリエンテーション
10:10 – 10:40 スタッフと参加者紹介
講義:慢性痛のメカニズムと本企画の目的
10:40 – 11:30 講義:治療薬の現状
講義:自動発想と痛み(座学)
11:30 – 13:00 昼食
13:00 – 15:00 個別面談
実技:呼吸法
実技:身体機能評価
15:00 – 15:10 休憩
15:10 – 15:40 実技:漸進的リラクセーション
実技:視覚イメージング
15:40 – 16:00 講義:楽しい活動の計画
16:00 – 17:00 講義:怒りの鎮め方
17:00 – 17:30 講義:認知法再構築・慢性痛リハビリテーション実例
17:30 – 19:00 夕食
19:00 部屋へ移動
2日目
7:50 – 8:30 朝食
8:30 – 9:00 休憩
9:00 – 9:40 実技:自動思考ワーク
実技:呼吸法の復習
実技:漸進的リラクセーションの復習
 9:40 – 10:20 実技:痛みがある時の生活の工夫
10:20 – 10:30 休憩
10:30 – 12:30 外出・昼食(公園散策など)
12:30 – 12:50 休憩
12:50 – 13:20 実技:リラクゼーション法
13:20 – 13:40 講義:良眠を得るために
講義:悪化を防ぐために
13:40 – 13:50 修了式
解散